2004年03月20日

よい子の釣り講座

この記事ではモンスターの群れを少しづつ始末していくことができる小技、『釣り』について解説します。

                  
                  
                  
                  
                  
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このような小部屋があるとしよう。
モンスターはノール3匹。
プレイヤーはLV2修行僧で、投げ矢を12個拾っている。ワンドなどの物資はまだ持っていないこととする。
少しCrawlを遊んだことがあれば、LV2修行僧がこの3匹と連戦したら恐らくは2匹目か3匹目との交戦中に死亡してしまうことが予測できるだろう。

それでは、一体どうしたら連戦を避けられるだろうか。

                  
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LOS(視線)の関係で、プレイヤーが前進して行った際に最初にノールを発見するのはこの位置である。
この位置ではノールは1匹しか見えていない。
([SHIFT]を押しながらのシフト移動では、視界にモンスターが入った時点で移動停止するので、ここで自動的に一旦止まる)
この時点で視界に入ったノールが目覚め、叫んでしまった場合は、叫び声で残り2匹のノールも目覚める。その場合には腹を括るしかない。否応なしに連戦である。

それでは、ノールがまだ起きていなかったら。
一つの選択肢は、そのまま南に引き返すことだ。
ジャッカルは群れる。ノールは群れる。殺人蜂は群れる。
1匹が視界に入った時点で思い出そう。おそらくそいつは群れの1匹だ。
もう1歩を踏み込んで目覚められたら(=叫びをあげられたら)一巻の終わりになるかもしれないのだ。

だが、ノールがまだ起きていない場合には、第二の選択肢がある。
もしも小石なり投げ矢なりを持っているなら、そいつを使って有利な展開に持ち込むことが可能だ。最初に視界に入ったノールに投げつけてみよう。
攻撃を受けたことで目覚めたモンスターは、叫びをあげずにいきなり突進してくるのだ。
これは飛び道具に限らず、『魔法の矢』や『毒針』の魔法でも同様である。
こうして叫びを封じることで、危険な連戦を行わずに一匹づつプル(釣り)して始末しては休憩することができる。

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この記事の要点は2つ。

  • 群れるタイプのモンスターは、1匹が視界に入った時点で仲間がいるものと考えて行動しよう。
  • モンスターに叫ばれたくない場合には、そいつがキャラクターを察知して目覚める(=叫ぶ)前に飛び道具か魔法攻撃を当てて起こしてしまおう。

魔術の成功率維持のために鎧を着ることが難しいデュアルクラスでは、鎧を着ないがためにある程度の隠密性を維持しやすい。反面、鎧を着込むクラスに比較して脆弱である。生存率を高めるためにはこのような小技を駆使することも必要になってくるだろう。